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10整形外科看護 2021 春季増刊環軸椎環軸椎　上面上位頚椎　側面後弓こうきゅう前弓ぜんきゅう椎孔ついこう後結節こうけっせつ前結節ぜんけっせつ椎間関節ついかんかんせつ椎間関節ついかんかんせつ歯突起窩しとっきか第1頚椎（環椎）下面かんつい第2頚椎（軸椎）側面じくつい歯突起しとっき椎体ついたい棘突起きょくとっき後弓こうきゅうC2棘突起きょくとっき歯突起しとっき前結節ぜんけっせつ横靱帯おうじんたい斜台しゃだい歯突起しとっき前弓ぜんきゅう横靱帯おうじんたい後頭骨こうとうこつ後弓こうきゅう棘突起きょくとっき背側背側腹側腹側腹側背側第1頚椎（C1）を環かん椎つい、第2頚椎（C2）を軸じく椎ついとよびます。C1は文字どおりリング状の脊椎骨で、椎体がありません。C2は歯し突とっ起きが本来の椎体に乗っかる形（発生学的には歯突起がC1の椎体部分）になっています。環軸椎は歯突起の上にC1が重なり、歯突起を中心にして回旋できるようになっています。また、歯突起はC1前弓に接していますが、運動時のずれを防ぐために歯突起の後ろに横靱帯が存在します。関節リウマチや外傷で横靱帯が傷害されると、環軸関節亜脱臼が生じます。