152みんなの呼吸器Respica 2021夏季増刊Chapter.8 石橋式マスクフィッティングスペシャルテクニック一般的な固定方法の場合 経鼻胃管などのカテーテルが挿入されている患者の場合、マスクのクッションの接触面に段差ができやすく、リークが発生します(写真)。リークをなくそうとして創傷被覆材を重ね貼りしたり、マスクを強く圧迫したりすることで褥瘡の原因になってしまいます。カテーテル埋没法の特徴 カテーテル埋没法は、経鼻胃管(NGチューブ)を骨のない口角に埋没させることによって段差を抑える方法です。マスクとの接触面がフラットになり、リークの発生を抑制することができます(写真)。創傷被覆材の重ね貼りやマスクを強く圧迫する必要がないので褥瘡が発生しにくくなります。カテーテル埋没法1Web動画
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