評価のポイント機能性「マスクが変形して圧力を分散する」「ヘッドギアがずれにくい縫製になっている」「呼気排出口に静音加工がされている」など、機能面の充実度を評価しています。もちろん便利な機能は多いほどメリットは増えますが、便利機能が満載だけど構造が複雑で組み立てが難しい……ということもあるので注意しましょう。装着しやすさ「ストラップがマグネット式で正しい位置に吸い付く」「鏡がなくても一人で簡単に装着できる」「少ないスタッフで装着できる」など、いかに簡単にマスクを装着できるかを評価しています。使用者や家族の手先が不自由な場合は装着難易度が高くないマスクを選びましょう。経済性マスクの値段を評価しています。特に院内でNPPVを使用する場合は病院でマスクを購入する必要があるため、使いやすさと値段のバランスを評価しましょう。ちなみに在宅でNPPVを使用する場合、機器本体のレンタル料金にマスクや回路の費用も含まれているため、経済性について考慮する必要はありません。ただし、メーカーが取り扱っていないマスクを使う場合は自費での購入になります。組み立てやすさ「分離パーツの数が少なくてシンプル」「組み立て・分解に力が不要」「使用中は外れないが、お手入れのときは簡単に分解できる」など、洗浄やメンテナンス面における性能を評価しています。特に在宅で長期導入となる場合は、使用する本人や家族が日常的に組み立て・分解を行う必要があり、組み立てに不備があると事故にもつながるため非常に重要です。CE石橋の勝手にレーダーチャート※点数が高いほどその項目において優れていることを示します。快適性「装着時の視野の広さ」「マスクの軽さ」「活動時・安静時にかかるマスクの負担」「エルボーやスイベルの可動性」など、マスク装着時における日常動作への負担軽減度を評価しています。マスクを装着してテレビや本を見る、排泄を行うなど日常動作を行う上での負担軽減になるため、ADLの高い方ほど快適性の高いマスクを選びましょう。
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