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緑内障診療トピックスイケア手持眼圧計(ic100およびic200)と同じプローブ(100本入り定価18,000円または600本入り定価102,000円)も使用できる.現在は病院側がアイケアHOMEを購入し,患者へ貸し出し使用することが想定されているようであるが(動産保険をかけることも可能),眼科主治医から適切な使用法の指導があれば,患者個人で購入することも可能であると筆者は代理店から聞いている.アイケアHOMEの大きさは,横11cm×縦 8cm×厚さ 3cm,重さは150g ,バッテリーはCR123Aというカメラ用の少し特殊なリチウム電池2個を使用する.5~50 mmHgのレンジでの眼圧測定が可能である.専用ウエブサイトの,https://www.icare-world.com/product/icare-home-tonometer/から情報を得ることができる.1)使用方法(図3)(  )眼圧測定前のセッティングや測定方法も,従来型のアイケア手持眼圧計を使ったことのある人なら,特に難しいことはなく馴染みやすいと思われる.あらかじめアイケアHOMEの“額当て”と“頬当て”の目盛を調整し,プローブの先から角膜頂点まで適切な距離(5mm程度)になるように設定する.背面パネルの電源ボタンを押し,電源を入れる.本体にディスポーザブルプローブを挿入す図2 アイケアHOMEの外観図3 アイケアHOMEの使用方法図4 眼圧測定値の読み取り257眼科グラフィックvol.10 no.3 2021

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