43人数に応じた、理念・目的・方針を共有する工夫が必要 訪問看護ステーションは、制度上2.5人の看護職で開業できます。少人数の時には、理念、目的、方針も共有しやすいですが、訪問看護ステーションの発展により職員が増加していくと共有しにくくなるため、何度でも伝える機会を持つなど工夫が必要になります。また、理念は、一度作成したら終わりではなく、理念の内容が、スタッフに理解しにくいようであれば、スタッフ全員で見直しをする機会を作りましょう。また、理念は、組織内だけで共有するのではなく、地域へ発信することから、地域から求められている役割などを誰にでも解りやすい言葉で作成するとよいでしょう(図2-1-1B)。押さえておきたいポイント図2-1-1B 理念の共有と地域への発信発信理念事業所内での共有利用者・家族、住民など地域に伝える第2章 訪問看護ステーションを開設する
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