100●在宅療養を支える技術として、コミュニケーションやフィジカルアセスメントなどの最も基本的な技術、食・呼吸・排泄などの日常生活援助技術、輸液管理・在宅酸素療法などの医療ケアの技術、の大きく三つに分けて展開します。●訪問看護の技術として、実習の心構えから、家庭訪問における注意などを、看護における倫理原則を踏まえて解説します。また、在宅看護における看護過程を、ICFの枠組みに照らして、図を用いて解説します。●在宅療養支援に重要な災害対策を、地域包括ケアシステムを踏まえて、ポイントを絞って解説します。また、記憶に新しい二つの地震をコラムで取り上げており、災害と在宅療養者支援との関わりを学ぶことができます。●9つの豊富な事例では、事例の各場面に合わせた設問を用意。考え、判断する実践力を養います。設問には「丁寧でわかりやすく」を心がけた解答・解説が付いています。●在宅療養とその支援に応用される、新たな技術や人工知能について、コラムの形で紹介します。ICT、ノーリフト、ユマニチュード、ロボットなど、すっかり様相が変わっているかもしれない未来に活躍する人へ贈るメッセージです。■ 編 集 臺 有桂国際医療福祉大学大学院看護学分野教授石田 千絵日本赤十字看護大学看護学部教授山下留理子徳島大学大学院医歯薬学研究部特任教授■ 執 筆（掲載順） 石田 千絵日本赤十字看護大学看護学部教授多江 和晃LE.O.VE（リオーブ）株式会社代表取締役／LE在宅・施設 訪問看護リハビリステーション代表 仁科恵美子特定非営利活動法人ICT救助隊理事 盛 真知子ユマニチュード認定インストラクター 看護師 下園美保子愛知医科大学医学部衛生学講座客員研究員臺 有桂国際医療福祉大学大学院看護学分野教授 山下留理子徳島大学大学院医歯薬学研究部特任教授服部 絵美株式会社ケアーズ白十字訪問看護ステーション所長小山 珠美特定非営利活動法人口から食べる幸せを守る会Ⓡ理事長，JA神奈川県厚生連伊勢原協同病院摂食機能療法室松下 恭子徳島大学大学院医歯薬学研究部地域看護学分野准教授清水 信輔共立女子大学看護学部専任講師松田真由美国際医療福祉大学成田看護学部看護学科講師佐藤 潤東京医療保健大学東が丘看護学部看護学科准教授杉原 和子株式会社日本在宅ケア教育研究所あいの風ナースステーション光が丘事業所所長町田 和国際医療福祉大学成田保健医療学部理学療法学科講師保田 淳子一般社団法人日本ノーリフト協会代表理事只浦 寛子国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻看護学分野教授薬袋 淳子岐阜医療科学大学・大学院看護学部看護学科学部長・教授飯島 美佳ブライト看護株式会社／えがおナースケアステーション代表取締役今福 恵子関西国際大学保健医療学部看護学科在宅看護学准教授宮川 哲夫昭和大学大学院保健医療学研究科呼吸ケア領域教授山田 智美国際医療福祉大学小田原保健医療学部看護学科講師谷山 牧国際医療福祉大学小田原保健医療学部看護学科教授舩戸 恵子岐阜医療科学大学・大学院看護学部看護学科教授中村 菊乃訪問看護ステーションルピナス所長保母 恵国際医療福祉大学小田原保健医療学部看護学科講師三村 洋美昭和大学保健医療学部看護学科老年看護学教授村田加奈子昭和大学保健医療学部看護学科准教授鈴木志律江一般社団法人鶴見区医師会在宅部門訪問看護教育研修課課長西田 壽代足のナースクリニック代表，日本トータルフットマネジメント協会会長,皮膚・排泄ケア認定看護師中島 朋子東久留米白十字訪問看護ステーション所長,在宅看護専門看護師・緩和ケア認定看護師小野 久惠有限会社あおい代表取締役／富谷複合型サービス事業所あおい・あおい訪問看護ステーション富谷運営小山 珠美東京医療保健大学立川看護学部看護学科助教松沼瑠美子認定特定非営利活動法人ホームケアエクスパーツ協会理事，才門商事株式会社医療経営コンサルティングパートナー，香港アジア医療グループ特別顧問島田 珠美川崎大師訪問看護ステーション／療養通所介護まこと 管理者櫻井 尚子東京慈恵会医科大学大学院医学研究科看護学専攻教授目 次第1章●訪問看護技術家庭訪問・初回訪問／在宅療養における看護過程の展開技術第2章●在宅療養生活を支える基本的な技術コミュニケーション／コラム：ユマニチュード／フィジカルアセスメント／コラム：ICTを活用したヘルスモニタリング／環境整備／生活リハビリテーション／感染予防／ターミナルケア／コラム：認知行動療法を応用したリハビリテーション／コラム：ロボット技術開発がもたらす在宅療養支援の未来第3章●日常生活を支える看護技術食生活／呼吸／排泄／睡眠／清潔と更衣／肢位の保持と移動／コラム：ノーリフト／コラム：キネステティク第4章●療養を支える看護技術（医療ケア）医療ケアの原理原則／薬物療法／がん外来化学療法／在宅経管栄養法（HEN）／輸液管理（在宅中心静脈栄養法，末梢静脈栄養法）／排痰ケア／気管カニューレ管理／在宅酸素療法（HOT）／在宅人工呼吸療法（HMV）・非侵襲的陽圧換気療法（NPPV）／在宅人工呼吸療法（HMV）・気管切開下間欠的陽圧換気療法（TPPV）／排尿ケア／ストーマ管理／インスリン自己注射管理／在宅CAPD管理／褥瘡管理／足病変のケア／疼痛管理本書の内容●232頁 カラー 定価（本体2,800円＋税）ISBN978-4-8404-6134-4 第1版 2018年1月在宅療養を支える技術在宅看護論 ❷
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