106●「なぜ、事故は起きるのか」「どんな事故が起きるのか」「起きてしまったらどうするのか」を順序立てて記述し、スムーズに読み進むことができるよう工夫しています。●医療安全において重要なチーム医療についての解説が充実しています。チームSTEPPSや在宅における多職種協働など、詳しく解説しています。●患者や療養者だけでなく、医療従事者にとってのリスクについても手厚くフォローしています。新人看護師として知っておきたいリスクを知ることで、安全への認識をより高めます。●看護実習における医療事故と対応、実習で習得すべき看護技術のリスクと安全について丁寧に解説しています。学生のみならず、実習指導者にも参考にしていただける内容です。■ 編 集松下由美子山梨県立大学名誉教授,佐久大学客員教授杉山 良子元 武蔵野赤十字病院医療安全推進室専従リスクマネジャー・看護師長，元 日本赤十字社事業局医療事業部医療安全課長小林 美雪健康科学大学看護学部看護学科准教授■ 執 筆（掲載順） 松下由美子山梨県立大学名誉教授,佐久大学客員教授＜1章1節／8章＞種田憲一郎国立保健医療科学院上席主任研究官＜1章コラム,4章＞小林 美雪健康科学大学看護学部看護学科准教授＜1章2節／2章1節，3・4・5・7・8節＞佐々木久美子元 日本看護協会事業開発部チーフマネジャー＜2章2節1＞岡本喜代子公益財団法人東京都助産師会館理事長＜2章2節2＞髙山 詩穂聖徳大学看護学部看護学科広域基盤看護領域講師＜2章6節,2章コラム1＞勝村 久司患者の視点で医療安全を考える連絡協議会世話人＜2章コラム2＞河野龍太郎株式会社安全推進研究所代表取締役所長，自治医科大学名誉教授＜3章＞杉山 良子元 武蔵野赤十字病院医療安全推進室専従リスクマネジャー・看護師長，元 日本赤十字社事業局医療事業部医療安全課長＜5章＞島田 珠美川崎大師訪問看護ステーション／療養通所介護まこと管理者＜6章＞白鳥さつき一宮研伸大学看護学部看護学科基礎看護学・看護管理学教授＜7章1節,4〜7節＞森 那美子国立看護大学校看護学部准教授＜7章2・3節＞目 次第1章●医療安全と看護の理念医療安全の意味と重要性／コラム 医療の質・患者安全を推進するグローバルな取り組み／看護職の法的規定と医療安全第2章●医療安全への取り組みと医療の質の評価国の医療安全への取り組み／看護職能団体の取り組み／国および医療関係団体の示す医療事故の定義と分類／医療安全管理者 医療安全の中心的役割／医療事故への対応／医療事故の被害者（患者）・家族の思いに寄り添ったケア／コラム 事故を起こしたときに考えたいこと／コラム 看護師になるあなたに目指してほしい三つのこと 医療事故の患者家族から看護学生へ向けたメッセージ／医療事故の報告制度／医療の質の評価 第3章●事故発生のメカニズムとリスクマネジメント事故発生のメカニズム／事故分析／事故対策第4章●チームで取り組む安全文化の醸成チーム医療の発展と課題／コラム なぜチームトレーニングが必要か：患者家族からのメッセージ／チームSTEPPS：エビデンスに基づいたチームトレーニング／エビデンスに基づいた協働の成果第5章●看護業務に関連する事故と安全対策看護業務と事故発生要因／誤薬と与薬事故：分析と対策／コラム 与薬事故防止対策の例：KCL／コラム ユニットドーズシステムの与薬カートを用いた対策／コラム 輸血／患者取り違え（誤認）：分析と対策／針刺し：分析と対策／転倒転落：分析と対策／誤嚥：分析と対策／異物遺残：分析と対策／皮膚障害：分析と対策／医療機器のトラブル：分析と対策／検査，処置時のトラブル：分析と対策／チューブ類のトラブル：分析と対策／コラム スタイレット付き経鼻栄養チューブの事故／電子カルテ等情報伝達時のトラブル：分析と対策第6章●在宅看護における医療事故と安全対策在宅看護の現状／在宅看護における医療事故とその対応／在宅看護におけるリスク管理の現状と課題／高齢者施設，介護施設等での安全対策第7章●医療従事者の安全を脅かすリスクと対策看護職の業務上の危険とは／感染の危険を伴う病原体への曝露／職業感染に対する予防策／医療機器・機材の使用に関わるリスクと対策／医療品への曝露／労働形態，作業に伴うもの／患者，同僚および第三者による暴力第8章●看護学生の実習と安全実習における事故の法的責任と補償／実習中の事故予防および事故発生時の学生の対応／医療安全をどう学ぶのか／習得すべき看護技術のリスクと安全／実習における安全についての指導者の役割：予防と事故発生時の対応本書の内容●272頁 カラー 定価（本体3,000円＋税）ISBN978-4-8404-7212-8 第4版 2021年1月看護の統合と実践 ❷医療安全2021年 改訂改訂ポイントは p.7へ ➡
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