nursingraphicus2021
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130本書の内容●「家族看護エンパワーメント」を基盤として構成され、知識と現象を結びつけて理解でき、理論の考え方が学べる教科書となっています。家族看護の学習に必要な事項が過不足なくおさめられています。●家族看護を学ぶための基礎がコンパクトにまとめられ、家族看護の入門書として使える、また家族看護の専門家ではなくても1単位7コマの講義ができる、必要十分な内容の一冊です。●家族看護についての理解を促すためのイラストや図説を豊富に掲載し、具体例を豊かに盛り込んだ構成になっています。●病気の急変に直面している家族、在宅移行期にある家族、長期にわたり病と付き合っている家族、災害を経験した家族など、多様な場面を想定した事例が複数掲載されています。●家族の多様化が進んでいる今日、標準的な家族を基準として目の前の家族をとらえるのではなく、独自の存在として家族を多面的にとらえ、その家族のもつ力を見極めて力の発揮を支えるケアについて考える内容となっています。■ 編 集 中野 綾美高知県立大学看護学部教授瓜生 浩子高知県立大学看護学部教授■ 執 筆 髙谷 恭子 高知県立大学看護学部准教授<1章1節、2節4項>中野 綾美 高知県立大学看護学部教授<1章1節、2節4項>山口 桂子 日本福祉大学看護学部小児看護学教授<1章2節1~3項>瓜生 浩子 高知県立大学看護学部教授<2章>池添 志乃高知県立大学看護学部教授<2章、4章1節>田井 雅子高知県立大学看護学部教授<3章1節>畠山 卓也駒沢女子大学看護学部講師/精神看護専門看護師<3章2・3節>野嶋佐由美高知県立大学学長<4章1節>服部 淳子 愛知県立大学看護学部教授<4章2・3節>長戸 和子高知県立大学看護学部教授<4章4節>中平 洋子愛媛県立医療技術大学保健科学部看護学科准教授<4章5節>加藤 智子聖隷浜松病院看護部看護課長/家族支援専門看護師<5章1節>田村 恵美埼玉県立小児医療センター移植外科・臨床研究部・看護部主査/小児看護専門看護師<5章2節>永冨美知子名古屋第二赤十字病院患者支援センター地域包括ケア支援室看護師長/家族支援専門看護師<5章3節>関根 光枝日本赤十字社医療センター日本赤十字広尾訪問看護ステーション看護師長/家族支援専門看護師<5章4節>源田 美香高知県立大学看護学部助教/家族支援専門看護師<5章5節>則村  良医療法人財団青溪会駒木野病院看護部CNS/精神看護専門看護師<5章6節>大川 貴子福島県立医科大学看護学部准教授<5章7節>目 次はじめに1章 家族を看護するということ1 家族とは1.家族についての考え方2.現代の家族の特徴3.健康障害をもつ家族員を抱えた家族4.家族看護を必要としている家族2 家族のとらえ方(家族をどのようにとらえるか)1.家族を全体としてとらえ支援する《家族システム理論》2.家族を発達する存在として支援する《家族発達理論》3.家族をセルフケア機能を有する存在として支援する  《家族のセルフケア機能》4.家族を看護するということ2章 家族の病気体験を理解する1 家族の病気のとらえ方・理解1.家族の病気のとらえ方・理解を把握する視点2.家族の病気のとらえ方・理解の実際2 家族の苦悩,情緒的反応1.家族の苦悩,情緒的反応を把握する視点2.家族の苦悩,情緒的反応の実際3 家族の生活への影響,療養マネジメント1.家族の生活への影響,療養マネジメントを把握する視点2.家族の生活への影響,療養マネジメントの実際4 家族のニーズ1.家族のニーズを把握する視点2.家族のニーズの実際5 病気・病者・家族の様相1.病気・病者・家族の様相を把握する視点2.病気・病者・家族の様相の実際3章 家族との援助関係を形成する1 援助関係とは1.家族との援助関係を形成する重要性2.家族との援助関係におけるパートナーシップとは3.家族とのパートナーシップの形成に必要な力2 看護者に求められる基本的姿勢1.中立性を維持すること2.家族の全体性を把握すること3.家族の健康的な側面を強化すること4.家族主義を吟味すること5.パターナリズムから脱却すること3 家族とのコミュニケーションにおける留意点1.家族とのコミュニケーションを深めていくためのポイント2.家族とのコミュニケーションを促進するスキル●176頁 カラー 定価(本体2,200円+税)ISBN978-4-8404-7214-2 第1版 2020年9月家族看護学2021年 新刊Family Nursing to EnhanceEmpowerment

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