nursingraphicus2021
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18●人体の解剖を、全体の概観から各器官系へと、順序立てて確実に学習できます。さらに、生理、病理につながる臨床場面を意識して、疾病や障害についても触れています。人体の構造と機能を基礎から、かつ総合的に学べる1冊となっています。●人体の解剖図はリアルでわかりやすく正確に、の方針のもと、質の高いビジュアルの図版を多用しています。●各器官系について、構造から機能へとわかりやすく解説しています。機能については、疾病や障害との関連について看護の立場から記述を展開し、欄外解説の「plusα」や疾患写真も交えて臨床への意識をつなぎ、「考えてみよう」でより一層理解を深めます。●各器官系の解説では、時間的経過における変化を「成長・発達・老化」として深く掘り下げ、臨床における疾病の理解を促進します。●器官系以外では「血液」「免疫」の章を設け、それぞれの観点から人体の構造と機能について解説しています。基礎知識から、これらに関連する疾患や障害へと、学習できるようになっています。■ 編 集 林正 健二元 京都橘大学健康科学部教授,山梨県立大学名誉教授■ 執 筆(掲載順) 林正 健二元 京都橘大学健康科学部教授,山梨県立大学名誉教授<1章1節・2節1〜5・3節・4節,8章,10章2節>藤本 悦子関西医科大学看護学部教授<1章2節6,2章>武田 多一筑波大学医学医療系古河坂東地域医療教育センター教授<3章1・2節>田中 裕二千葉大学大学院看護学研究科生活創成看護学講座准教授<3章3節>直川 匡晴日本赤十字社和歌山医療センター血液内科部長,京都大学医学部臨床教授<4章>山内 豊明放送大学大学院生活健康科学プログラム教授,元 名古屋大学大学院医学系研究科教授<5章>三笘 里香熊本大学大学院生命科学研究部教授<5章>武田 裕子順天堂大学医学部医学教育研究室教授<6章>明石 惠子名古屋市立大学大学院看護学研究科教授<7章>中神 克之名古屋市立大学大学院看護学研究科准教授<7章>森山 信男元 福岡県立大学看護学部教授<9章>井上 裕美湘南鎌倉総合病院副院長・産婦人科部長<10章1節>遠藤 健司東京医科大学整形外科学分野准教授<11章,12章>佐伯 由香愛媛大学大学院医学系研究科看護学専攻教授<13章>今本喜久子滋賀医科大学名誉教授<14章>徳田 信子獨協医科大学医学部解剖学マクロ講座教授<15章>目 次第1章●看護の土台となる解剖生理学解剖学,生理学とは/解剖学的用語/ホメオスタシス(恒常性)/フィードバック機構第2章●細胞と組織体を構成するしくみ細胞/人体を構成する4種の組織第3章●皮膚と膜 体や臓器を守るしくみ体内の膜/皮膚/体熱産生と体温第4章●血 液 物質を運搬するしくみ血液の機能と成分/血球とその機能/血液型と輸血/血液の発生第5章●循環器系 体のすみずみまで血液を送るしくみ心臓/血管と循環/心臓,血管の成長と老化/リンパ系第6章●呼吸器系 酸素を取り入れて二酸化炭素を排出するしくみ呼吸器系の構造と機能/呼吸のプロセス/呼吸の調節/呼吸器系の成長と老化第7章●消化器系 食物を摂取して消化・吸収し排泄するしくみ食欲/咀嚼/嚥下/消化/吸収/排泄/消化器系の成長と老化第8章●泌尿器系 尿をつくるしくみ腎臓/尿管/膀胱/尿道/排尿の生理/泌尿器系の成長と老化第9章●内分泌系 内部の環境を整えるしくみ内分泌系とホルモン/脳にあるホルモン分泌器官/甲状腺/上皮小体/膵臓/副腎/性腺/古典的内分泌器官以外のホルモン分泌器官/内分泌系の成長と老化第10章●生殖器系 子孫を残すしくみ女性生殖器/男性生殖器第11章●骨格系 体を支えるしくみ骨と骨格/頭蓋,体幹の骨格/体肢の骨格/関節の構造と種類/骨格系の成長と老化第12章●筋 系 体を動かすしくみ筋の種類/筋の機能/身体の運動と骨格筋/骨格筋の解剖生理/筋系の成長と老化第13章●神経系 情報を収集して判断し,伝達するしくみ神経系の分類/神経組織の構造と機能/中枢神経系/末梢神経系/生体のリズム第14章●感覚系 外部から情報を取り入れるしくみ感覚の特徴/視覚/聴覚と平衡覚/化学的感覚(嗅覚と味覚)/体性感覚/内臓感覚/感覚系の成長と老化第15章●免疫系 異物を認識,記憶して排除するしくみ免疫系のおおまかなしくみ/獲得免疫系のしくみ/自然免疫系のしくみと獲得免疫系との関連/免疫系と感染症/アレルギーと自己免疫疾患本書の内容●432頁 カラー 定価(本体4,800円+税)ISBN978-4-8404-5374-5 第4版 2016年1月人体の構造と機能 ❶解剖生理学

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