nursingraphicus2021
26/148

24●304頁 カラー 定価(本体3,400円+税)ISBN978-4-8404-7237-1 第5版 2021年1月疾病の成り立ち ❷臨床薬理学●この疾患にはどのような薬が必要か、といった視点で構成しています。臨床現場を意識し、実際の看護に求められる薬の知識、投薬場面における注意事項を重視しました。●「生活習慣病」「がん」「感染症」など、国家試験に頻出する疾病をセレクトし、その疾病の特徴と、その疾病にどのように薬が作用するのかをコンパクトにまとめました。●各章のはじめの「Keyword」と「Key Sentence」には、ここで何を学ぶのかが一目で理解できるよう覚えておきたいキーワードと各章のポイントをまとめています。●「2章 主な生活習慣病に使用する薬」では、高血圧や糖尿病などの生活習慣病と、それに付随する循環器障害、脳血管障害に分けて再構成。各疾患と薬物療法との関連性がよりわかりやすくなりました。●代表的な治療薬は表形式にしました。薬理作用、薬物有害反応(ADR)、安全面で重要なこと、看護における注意点の4項目に分け、ポイントだけを抽出。薬の情報は医薬品添付文書に準じて更新しています。臨床の場でも十分活用することができます。●ポイントとなる薬理作用については、作用機序を図で解説。理解をさらに促進します。●発展的、補足的な情報は、資料として巻末にまとめました。本文とリンクさせながら効果的に学習できるよう構成しています。■ 編 集 古川 裕之医療安全システムデザイナー/元 山口大学大学院医学系研究科教授,元 山口大学医学部附属病院薬剤部長赤瀬 智子横浜市立大学大学院医学研究科看護生命科学分野教授林正 健二元 京都橘大学健康科学部教授,山梨県立大学名誉教授大西 弘高東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター講師■ 執 筆(掲載順) 古川 裕之医療安全システムデザイナー/元 山口大学大学院医学系研究科教授,元 山口大学医学部附属病院薬剤部長<1章,6章,9章10節,資料2・3・4・6・9>木津 純子元 慶應義塾大学薬学部実務薬学講座教授<2章1〜8節,9章1〜8節>土屋 雅勇元 帝京大学薬学部実務薬学研究室教授/帝京大学医学部附属病院薬剤部薬剤師<2章1〜8節,9章1〜8節>荒井 有美北里大学病院医療の質・安全推進室副室長・医療安全管理者/北里大学看護学部臨床教授<2章9節,4章,資料5>神  一夢北里大学病院医療の質・安全推進室主任/薬剤師<2章9節,4章,資料5>赤瀬 智子横浜市立大学大学院医学研究科看護生命科学分野教授<3章,7章,8章,9章9節,資料8>林正 健二元 京都橘大学健康科学部教授,山梨県立大学名誉教授<5章,資料7>大西 弘高東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター講師<資料1>目 次第1章●医薬品総論医薬品/医薬品の作用原理とその影響/医薬品の適正な使用に向けて第2章●主な生活習慣病に使用する薬生活習慣病とは/生活習慣病と薬物療法/生活習慣病に随伴する循環器障害と薬物療法/生活習慣病に随伴する脳血管障害(急性期)と薬物療法第3章●がん・痛みに使用する薬がんの薬物療法 /抗がん薬の有害作用とその対策/がん性疼痛に使用する薬第4章●脳・中枢神経系疾患で使用する薬中枢神経系のはたらきと薬/抗てんかん薬/パーキンソン病治療薬/アルツハイマー型認知症治療薬/精神疾患に用いる薬(向精神薬)第5章●感染症に使用する薬感染症/細菌感染症/ウイルス感染症/真菌感染症/寄生虫感染症/消毒薬/予防接種薬第6章●救命救急時に使用する薬医薬品投与に関連する緊急状態/ショックに対して使用する薬/医薬品に関連した中毒の治療に使用する薬/救急カートに必要な薬/麻酔時に使用する薬/血液製剤第7章●アレルギー・免疫不全状態の患者に使用する薬気管支喘息と薬物療法/呼吸器疾患に使用する薬/関節リウマチと薬物療法/全身性エリテマトーデスと薬物療法第8章●消化器系疾患に使用する薬消化器系疾患に使用する薬の分類と特徴第9章●その他の症状に使用する薬代謝機能障害 /内分泌障害 /血液・造血器障害/腎機能障害/運動機能障害 /性・生殖機能障害,泌尿器・生殖腺機能障害/皮膚障害/視覚障害/痛みに使用する薬/水分・電解質・カロリー不足資料●1.医師からみた薬物治療の思考過程(診断から治療まで)—薬物治療を含めた臨床推論●2.薬を理解するための体の理解(自律神経系)●3.薬の働くしくみ●4.薬の剤形とその特徴●5.血管外漏出●6.重篤な薬物有害反応の自覚症状●7.細菌感染症と起炎菌ごとの選択薬剤●8.ステロイド●9.正しく投与するために必要な投与量計算本書の内容2021年 改訂改訂ポイントは p.4 へ ➡

元のページ  ../index.html#26

このブックを見る