nursingraphicus2021
48/148

46●約312頁 カラー 予価(本体3,200円+税)ISBN978-4-8404-7210-4 第5版 2021年1月●看護職にとって欠かせない保健・福祉の概念・知識を簡潔に説き明かし、「個」だけでなく、「集団」「社会」の視点からも健康問題を見る目を育てます。●「総論」「方法論」「各論」の三部構成で広範な公衆衛生の世界をわかりやすく整理。「総論」では、公衆衛生の理念や歴史、現在の公衆衛生システムの特徴など、基本的事項について明快に説明します。●「方法論」では、疫学・統計の基本とその活用方法を掲載。あわせて「地域」「集団」などを対象とした公衆衛生活動の実践方法についても紹介します。●「各論」では、親子・高齢者など対象別の関わり方や、精神保健・学校保健・歯科保健・産業保健など分野別の公衆衛生を解説。●新カリキュラムに準拠し、最新の法・制度・統計データを反映。身近な事例やトピックスで日常生活と公衆衛生を結び付け、学習を助けます。●新型コロナウイルス感染症、地域診断やワンヘルスなど、キーワードをふんだんに追加しています。■ 編 集 平野かよ子宮崎県立看護大学学長山田 和子四天王寺大学看護学部教授,和歌山県立医科大学名誉教授曽根 智史国立保健医療科学院次長守田 孝恵山口大学大学院医学系研究科教授■ 執 筆(掲載順) 曽根 智史国立保健医療科学院次長<1章,3章1・3節>尾﨑 米厚鳥取大学医学部社会医学講座環境予防医学分野教授<2章1節>阿彦 忠之山形県健康福祉部医療統括監<2章2〜5節,13章>清水  習宮崎公立大学人文学部助教<3章2節>藤原 聡子千葉大学予防医学センター特任研究員<3章3節>近藤 克則千葉大学予防医学センター社会予防医学研究部門教授<3章3節>中村 好一自治医科大学公衆衛生学教授<4章>大木いずみ栃木県立がんセンターがん予防情報相談部長<4章,6章4節>守田 孝恵山口大学大学院医学系研究科教授<5章1・5・6節,10章>山田 和子四天王寺大学看護学部教授,和歌山県立医科大学名誉教授<5章2・3・7節,6章>前馬 理恵和歌山県立医科大学保健看護学部准教授<5章4節>平野かよ子宮崎県立看護大学学長<5章8節>鳩野 洋子九州大学大学院医学研究院保健学部門看護学分野教授<7章>大木 幸子杏林大学保健学部看護学科教授<6章1〜3節>青山  旬元 栃木県立衛生福祉大学校校長<9章>磯村 聰子山口大学大学院医学系研究科講師<6章5節,10章>金谷 泰宏東海大学医学部基盤診療学系臨床薬理学教授<11章1・2節>王子野麻代日本医師会総合政策研究機構研究員<11章1・2節>小西かおる大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻教授<11章3節>奥田 博子国立保健医療科学院健康危機管理研究部上席主任研究官<12章>衞藤  隆東京大学名誉教授,大阪教育大学客員教授<14章>飯島美世子東京工科大学産業保健実践研究センター客員教授<15章>五十嵐千代東京工科大学医療保健学部看護学科教授<15章>欅田 尚樹産業医科大学産業保健学部産業・地域看護学講座教授<16章>田代 順子国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科特任教授<17章>目 次第1部 総 論第1章●公衆衛生の歴史公衆衛生改善の歩み/公衆衛生とは何か/公衆衛生の歴史/公衆衛生を学ぶ意義第2章●現在の公衆衛生システムと政策日本の公衆衛生システムの特徴および国と地方自治体の役割/保健所・市町村保健センターは何を行うところか/保健所の役割とその変化/公衆衛生専門職の役割とその変化/民間や住民組織の役割/諸外国の公衆衛生政策第3章●公衆衛生の理念・概念ヘルスプロモーションの考え方で,住民・患者支援の方法が変わる/経済学からみた公衆衛生・地域保健サービスの公的責任/ソーシャルキャピタル第2部 方法論第4章●公衆衛生のものさし集団の見方と健康指標/研究の方法/リスクファクター/スクリーニング/公衆衛生活動における疫学/統計情報の収集と見方第5章●公衆衛生活動のプロセス保健師の活動の特徴/高リスクアプローチと集団アプローチ,Plan-Do-Check-Actのサイクル/家庭訪問の意義と活用/健康教育の意義と活用/健康相談の意義と活用/グループ組織活動の意義と活用/ネットワークの意義と活用/保健師の役割第3部 各 論第6章●わが国の健康づくりわが国の健康問題の現状と課題/健康づくり対策/生活習慣病/がん/自殺第7章●親子保健子どもを対象にした活動の目的・意義/現在の親と子どもに対する施策/地域母子保健対策の体系/親と子どもの保健対策における保健師の役割と特徴/児童虐待に対する主な活動/育児不安/特に支援が必要な児/産後うつ病第8章●高齢者保健福祉高齢者保健の考え方/高齢者を支えるシステム・制度/地域における活動の実際第9章●歯科保健歯科疾患の特徴と対策/う蝕予防と歯周疾患予防第10章●精神保健福祉精神保健福祉の目的・意義/システム・制度(法との関連・計画)/主な対象の特徴と活動第11章●難病対策本書の内容健康支援と社会保障 ❷公衆衛生2021年 改訂改訂ポイントは p.4 へ ➡

元のページ  ../index.html#48

このブックを見る