nursingraphicus2021
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疾病の成り立ち②臨床薬理学薬物療法と使用する薬を、ガイドラインに準じて更新しました。日々進化する“くすり”と疾病との関係をわかりやすくまとめた一冊です!●「生活習慣病」「がん」「感染症」など、看護師国家試験に頻出する疾病をセレクトし、疾病の特徴と、その疾病にどのようにくすりが作用するのかをコンパクトに解説しました。●各章のはじめの「Keyword」と「KeySentence」には、ここで何を学ぶのかが一目で理解できるよう覚えておきたいキーワードと各章のポイントをまとめています。●「2章主な生活習慣病に使用する薬」では、高血圧や糖尿病などの生活習慣病と、それに付随する循環器障害、脳血管障害とに分けて再構成。各疾患と薬物療法との関連性がよりわかりやすくなりました。●代表的な治療薬は表形式で明記しました。薬理作用、薬物有害反応(ADR)、安全面で重要なこと、看護における注意点の4項目に分け、ポイントをピックアップ。臨床でも十分活用できます。健康支援と社会保障②公衆衛生新カリキュラムに準拠し、最新の法・制度・統計データを反映!身近な事例やトピックスで日常生活と公衆衛生を結び付け、学習を助けます。●世帯構成や受診率などの最新統計が一目でわかる特設ページを新しく追加しました。●「新型コロナウイルス感染症」が公衆衛生に及ぼす影響について、多角的な視点から解説しました。●さまざまな場所での看護職の役割についてより詳しく解説。多職種連携や、地域での取り組みの例も紹介しています。●家族のあり方や働き方など、生活の多様性を踏まえた内容を追加しました。●新章「国際保健」を追加し、諸外国の動向や国際的な保健活動が学べます。●そのほかにも、地域診断やワンヘルスなどキーワードをふんだんに追加しています。➡詳細は p.46薬を理解する最もよい方法は、疾患の原因を理解することです。つまり、疾患の原因を除去するために薬は使用されるということを考えながら学習を進めると、薬について理解を深めることが可能になるのです。薬の作用についてただ覚えるだけでなく、薬が疾患の治療に用いられる理由を理解し、投与前の準備から投与後の経過観察までの一連のプロセスにおける薬の適正使用に関する考え方を身につける上で、本書が皆さんのお役に立つことが、著者と編者全員にとっての最大の願いです。編者からのメッセージ医療安全システムデザイナー/元 山口大学大学院医学系研究科教授,元 山口大学医学部附属病院薬剤部長 古川 裕之先生➡詳細は p.244

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