nursingraphicus2021
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60●176頁 カラー 定価(本体2,400円+税)ISBN978-4-8404-4125-4 第1版 2014年1月●臨床で多く遭遇する成人期の疾病に関する事象15場面を取り上げ、解説しています。患者の経過段階をイラスト付きで提示し、学生が事例を身近に感じられるよう工夫しました。●看護事例を「点」ではなく「線」で学ぶことが可能です。継続した事例解説を読み進めることで、事例の前後に発生しうる事象に目を配る細やかな看護が身に付きます。●各事例に「看護活動の場」「患者の経過段階」「有する機能障害」「治療方法」を一目瞭然で理解できるチェックシートを掲載しました。事例に続く章では「看護活動の視点」として、これらチェックシート内容について詳しく解説しています。●「臨床推論」を看護に応用するためのヒントが盛り込まれた作りとなっています。学生たちの「この患者さんには今、何が必要か」を「自分の頭で考える」トレーニングにつながります。●専門分野Ⅱへのスムーズな橋渡しを目指す1冊です。実習前に準備資料として利用することも可能です。■ 編 集 任  和子京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻臨床看護学講座教授大西 弘高東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター医学教育国際協力学部門講師■ 執 筆(掲載順) 大西 弘高東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター医学教育国際協力学部門講師<1章,3章7節>小林 美保国立病院機構京都医療センター内分泌代謝・糖尿病内科病棟看護師長<2章1節>松室 有希国立循環器病研究センター心臓内科病棟看護師長<2章1節>西田 和美国立病院機構京都医療センター救急外来・救命センターICU看護師長<2章1節>宇野さつき医療法人社団新国内科医院看護師長・がん看護専門看護師<2章2節>鈴木千佳代聖隷浜松病院看護部課長・脳卒中リハビリテーション看護認定看護師<2章3節>荻田美穂子京都光華女子大学健康科学部看護学科准教授<3章1節>竹之内沙弥香京都大学大学院医学研究科医の倫理委員会特定講師<3章2節>西山ゆかり聖泉大学大学院看護学研究科・看護学部教授<3章3節>福田 里砂愛媛大学大学院医学系研究科看護学専攻講師<3章4節>任  和子京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻臨床看護学講座教授<3章5節,3章6節>目 次第1章●臨床看護総論の枠組み 臨床看護総論とは/看護師の役割/看護師の臨床判断プロセス/コラム:医学領域の臨床推論モデル第2章●臨床看護総論を理解するための事例〈心筋梗塞発症の患者さんへの看護ケア〉①クリニックでの食事指導 ②病院廊下で心停止 ③CCUでの経過観察 ④心臓リハビリテーション ⑤外出先にて再発作を起こし急逝〈大腸がん発症の患者さんへの看護ケア〉①がんとの直面 ②周術期:術前・術後の看護 ③術後化学療法:外来化学療法中の看護 ④再発時の看護:症状緩和 ⑤在宅療法と在宅での看取り〈脳梗塞発症の患者さんへの看護ケア〉  ①救急車搬送からSCU入室(rt-PA)施行まで ②病棟における日常生活動作再獲得のためのリハビリ ③急性期病院退院時の再発予防指導 ④再発からADL低下・認知機能低下による在宅調整 ⑤サービスを受けながらの在宅生活第3章●看護活動の視点看護活動の場および機会/患者の経過段階と看護/患者が有する機能障害と症状治療の種類と方法/看護師の業務/チーム医療の視点/臨床看護を学ぶにあたって本書の内容基礎看護学 ❺臨床看護総論

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