nursingraphicus2021
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成人看護学①成人看護学概論ワーク・ライフ・バランスやジェンダー、向老期の過ごし方など時代に即した内容を追加!●成人看護学の学習の助けになる序章を新設しています。●8章「ワーク・ライフと健康障害」を新設し、働く大人の生活に関して仕事とその他の活動に関わる内容について解説しています。●コラム「発達障害」を追加しています。●長い成人期においてはさまざまな場面での意思決定が想定されるため、成人の健康問題と意思決定についての項目を新たに追加しています。●ジェンダーに関する事例を新たに追加しています。●定年の年齢が引き上げられるなど、現役世代として活躍する期間が長くなるといった時代の変化に沿う、新たな向老期の過ごし方について追加しています。老年看護学①高齢者の健康と障害新カリキュラムに準拠し、地域・在宅への流れや看護を強化してわかりやすく再編!●現代の高齢者の特徴、介護をとりまく状況、高齢者の就労や経済状態などを、国家試験必須の最新統計データなどと共に解説しています。●高齢者をサポートする社会体制(法、制度、社会資源)や、新たに介護ロボット・AIなどのテクノロジーの項目を追加し、看護師の役割を絡めてわかりやすく解説しています。●地域包括ケアシステムと、在宅・施設などの多様な生活の場における看護を詳しく解説しています。●高齢者看護の特性や、活用できる看護理論、倫理、アセスメント、高齢者特有のバイタルサインや疾患について、ポイントを絞って解説しています。●健康な高齢者の生活面への支援について、加齢変化のポイントを押さえながら解説しています。●健康高齢者へのインタビューや高齢者疑似体験の方法を、わかりやすく解説しています。日本の保健・医療・福祉のありかたは、地域包括ケアシステムが重要であり、地域に目を向ける視点はますます高まっています。本書では、老年期の理解、加齢変化のポイント、高齢者看護の基本、ヘルスプロモーション、高齢者の日常生活の実際についての考え方を中心に、多様な生活の場における看護を踏まえながら解説しています。また、それらの理解を深められるように、高齢者の疑似体験や高齢者へのインタビューといった演習に活用できる内容を盛り込み、時代に即応した高齢者看護の教科書を目指しました。編者からのメッセージ本書は、成人は成人としての役割を担っていることに焦点を当てています。第4版では、序章として新たに「成人看護学」という視座の特徴と有用性を追加しました。「成人看護学」の誕生と学修内容の変遷、成人看護学の構成の多様性と学問体系としての意義を示したもので、初学者にはいささか難しいと思われますが、われわれ編者の思いを集約しています。第2部では構成を再検討し、「生活習慣」「ワーク・ライフ・バランス」「セクシュアリティとジェンダー」「更年期」の4つに分けて解説しています。新しい情報の記載により、現在の成人が抱える健康障害について学べる構成となっています。 編者からのメッセージ➡詳細は p.74➡詳細は p.62佐久大学学長堀内 ふき先生関西医科大学看護学部教授 安酸 史子先生6

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